TEXT

20260521

ふと、消費するような感じで本を読んでいるのではないかと思った。多彩というより、雑多。読む速度ばかりが上がって、一冊ごとの読み込みが浅くなっている感覚がある。

正常な時間に起きた。めずらしくからだがだるくない。ここ数日、起き抜けにまず「だるい」が来ていたので、今朝は少し驚いた。からだが軽い、というほどではないが、少なくとも「重い」とは感じない。

午前中、ひたすらYouTubeを見て過ごしてしまった。動画から動画へ自動再生で繋がっていく流れに乗ったまま、気がついたら昼が近づいていた。何を見ていたかと言われると、半分くらい思い出せない。

今日は雨なので家からは出ない。雨の音は朝のうちから断続的に聞こえていて、止んだかと思うとまた強くなる、という繰り返しが午後まで続いた。出ないと決めた日に雨が降っていると、その決定が天候によって追認されたような気持ちになる。

午後、読書と執筆を交互に。執筆がおそろしいほどはかどらない。全くなんのアイデアも浮かばず、書きたくもなく、エディタを開きたくもない。エディタを開いて、白い画面を眺めて、何かしらの言葉を打とうとして、しかし指がキーボードに置かれないまま数分が過ぎる、というのを繰り返した。AIになんらのプロンプトを送る気になれない。すべてを拒絶したい気持ちが起きた。

執筆とか読書以外の日常的な些細なことに目が行かなくなっている。そういうところから文章は膨らんでくるのは、頭ではわかっている。たとえ、現実に生きていたくなかったとしても、事実として、文章はそういった場所から膨らませざるをえない。具体的な手触りのある光景がひとつあって、そこから派生して増殖していくことしかできないのかもしれない。

夜、依然としてはかどらず。執筆を諦めかけ、また気を取り直して開き、また閉じる、をくりかえした。

#日記